2016年11月30日水曜日

11月の雑記




11月某日

◎アートは正気に戻してくれる。
自分の立ち位置に、すっと静かに。
ずっとそうだったかのように。






◎何もできない時、静かになって、
じっとして、
ただ、今、ここに何があるかに気づいていく。

そうすると、今何をしたらいいかに気づく。

それは頭で考えた、計画的な何かではないかもしれないけど、
例えば「水を飲む」とか、
そういったことかもしれないけど、
それが自分を取り戻す、ということだったりする。

伏し目がちに、下の方を見て、ぼーっとしてみる。
ただそれだけを落ち着いてやる。
他のことは諦めて、それに徹する。
そうすると見えてくるものがある。
落ち着いて、諦めて、降参しきって、見えてくるものがある。




◎あの感覚をもう一度思い出したい。

とても厳しくて、切実な感じの。

決していやな感じではない。

もうそれをせずにはいられないような、
絶対的で、確信的で、ヒリヒリするような。

これしかないでしょ、
と誰が何を言おうと思えるあのこと。

本質的な会話ができる人との間で生まれた

ああ、とその前では膝を落とす感じで

私しかわからないだろうと思ったことを言葉にされて、
言葉にはせずとも、わかる人には伝わってしまってるんだなと
気が引き締まるも、なぜかとても嬉しいあの感覚。





ある人からおぼれた時の話を聞いた。
「何でおぼれたかわかる?
あせったからおぼれたんだよ。
あせらなかったらおぼれなかったよ。」




「このくらいでいいか」
「こんなものでいいか」
「こういう風にやっておけば...(まとまって見える)」
「もっともな感じのもの」
「説明のつくもの」
「形にしないと」
"一見"「いい感じのもの」

気をつけよう。




作品がこじんまりしてないか?
たとえ繊細なものを描いても。
力強さ、野性味、生命力。




使命がある人は強い。何があってもそこからブレないから。

私の、あなたの、使命は?

最近会って良かったと思う人は、会った後、厳しい気持ちになる人。

厳しさは悪者じゃなかった、11月の前半。




びっくりしたり、真っ白になったり、違和感を感じた時、思い出してほしい。
「私は伝えられる」って。
「私は」そっと話し始める。
それは相手に静かに浸透していく言葉だろう。

私のセンサーが「それは本当ですか?」と言っている。

物事には必ずいくつもの可能性があるものだから。
「あなたはそう思ってるんだね」
「私はこう感じるよ」




予想できることは記憶。
本当はいつだって想定の範囲外。

明るい方を見たい。
それしか道はない、と思ってしまうクセ。
必ず他に方法はある、と思うクセ。


光を知りたい、11月の後半。


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